昨夜から今朝にかけて、私が住むエリアでは、台風6号の影響がとても強く、暴風雨の音でなかなか眠れませんでした。
夜中には緊急メールやサイレンが鳴り響き、そのたびに飛び起きました。
眠れないまま朝を迎えたところに、今度は震度2の地震がありました。
大きな地震ではありませんでしたが、台風の最中だったこともあり、いつも以上に恐怖を感じました。

もし、地震と台風が同時に来たらどうすればいいのか。
避難するべきなのか、家にいるべきなのか。
何を一番に考えればいいのか。
今回の経験をきっかけに、災害が重なったときの行動について考えてみました。
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まず優先するのは「命を守ること」
台風と地震が同時に起きると、頭の中が一気に混乱します。
「外に逃げた方がいいの?」
「でも暴風雨の中で外に出るのは危ないのでは?」
「川や土砂災害は大丈夫?」
「また地震が来たら?」
こんなふうに、いくつもの不安が重なります。
それでも、最初に考えるべきことはひとつです。
まずは、命を守ること。
地震の揺れを感じた直後は、無理に外へ飛び出さず、頭を守り、倒れてくる家具や割れたガラスから離れることが大切です。
揺れている最中に慌てて移動すると、転倒したり、物が落ちてきたりしてけがをする危険があります。

台風の暴風雨の中では、外に出ること自体が危険になる場合もあります。
飛ばされた物、倒木、冠水した道路、切れた電線など、外には見えにくい危険がたくさんあります。
だからこそ、まずはその場で身を守る。
揺れが収まってから、次の行動を考える。
この順番を覚えておくだけでも、少し落ち着いて行動できる気がします。
揺れが収まったら「水」と「土砂」の危険を確認する
地震の揺れが収まったあとに確認したいのは、台風による危険です。
特に注意したいのは、津波、川の増水、土砂災害、浸水です。
海の近くに住んでいる場合は、地震のあとに津波情報を確認する必要があります。
川の近くでは、すでに水位が上がっているかもしれません。
山や崖の近くでは、長く降り続いた雨で地盤が緩み、土砂災害の危険が高まっていることもあります。

地震そのものが小さくても、台風で地盤や建物、道路が弱っていることがあります。
いつもなら大丈夫な場所でも、災害が重なると危険度が変わるのだと思いました。
このとき大切なのは、「自分の家の周りにどんな危険があるか」を知っておくことです。
海が近いのか。
川が近いのか。
崖や山が近いのか。
低い土地なのか。
避難所までの道に冠水しやすい場所はないか。
災害が起きてから調べようとすると、焦って判断が遅れます。
普段からハザードマップを見ておくことは、本当に大事だと感じました。

避難場所は「どの災害に安全か」で変わる
今回あらためて大事だと思ったのは、避難場所はひとつではないということです。
地震のときに安全な場所が、洪水のときにも安全とは限りません。
洪水には安全でも、土砂災害には向かない場所もあります。
津波のときは、とにかく高い場所へ避難する必要があります。
つまり、「避難所に行けば安心」と単純には言えないのです。
大切なのは、その避難場所がどの災害に対応しているのかを確認しておくこと。

自治体が指定している避難場所には、地震、洪水、土砂災害、津波など、災害の種類ごとに適している場所があります。
自分の地域では、どこがどの災害に対応しているのかを事前に知っておく必要があります。
台風の最中に地震が来たときは
「地震だからここへ行く」ではなく「今いちばん命に関わる危険は何か」
を考えることが大切なのだと思います。
外に出ることだけが避難ではない
避難と聞くと、避難所へ行くことを思い浮かべます。
でも、暴風雨のピークや夜中、道路が冠水しているときに外へ出るのは、かえって危険な場合があります。
そんなときは、家の中でより安全な場所へ移動することも避難のひとつです。
たとえば、窓から離れる。
崖側や川側の部屋を避ける。
浸水の危険がある場合は2階以上へ移動する。
家具が倒れてこない場所にいる。
停電に備えて、懐中電灯やスマートフォンを手元に置く。
「避難=外へ出ること」ではなく、「今いる場所より少しでも安全な場所へ移ること」と考えると、選択肢が増えます。
もちろん、自治体から避難指示が出ていて、安全に移動できる状況なら、早めに避難することが大切です。
特に高齢の方、小さな子どもがいる家庭、体調に不安がある人は、暗くなってからではなく、明るいうちに動くことが大切だと思います。
台風と地震が重なったときの優先順位
自分のためにも、台風と地震が重なったときの優先順位を整理しておきます。
①まず、地震の揺れを感じたら、頭を守る。
②倒れる家具や窓ガラスから離れる。
③揺れが収まるまでは無理に動かない。
④次に、火の元や家族の安全を確認する。
⑤停電やガス漏れ、割れたガラスなどにも注意する。
⑥そのあと、津波、洪水、土砂災害の情報を確認する。
⑦自治体の防災情報、気象情報、避難情報を見て、今どの危険が高いのかを考える。
⑧そして、外へ避難するのが安全か、家の中で安全確保する方がよいのかを判断する。
⑨最後に、スマートフォンの充電、飲み水、靴、懐中電灯、薬、身分証など、必要なものを手元に置く。
災害のときに完璧な判断をするのは難しいです。
でも、優先順位を知っているだけで、少しだけ落ち着いて動ける気がします。
寝不足の朝に思ったこと
昨夜は、警報やサイレンで何度も目が覚めました。
外の風と雨の音も怖くて、眠った気がしませんでした。
そして朝、小さな地震がありました。
震度2という数字だけを見れば、大きな地震ではありません。
でも、台風のあとで不安が続いていたせいか、とても怖く感じました。

災害は、ひとつだけでも大変です。
けれど実際には、台風のあとに地震が起きたり、大雨で地盤が緩んでいるところに揺れが来たり、停電や断水が重なったりすることもあります。
だからこそ、「台風の備え」と「地震の備え」を別々に考えるだけでなく、重なったときにどうするかも考えておきたいと思いました。
防災は、怖がるためのものではなく、怖い夜に少しでも落ち着いて行動するためのもの。
完璧に備えることはできなくても
「まず命を守る」
「水と土砂の危険を確認する」
「無理に外へ出ない」
「早めに避難する」
という基本を覚えておくだけで、次の一歩が変わるかもしれません。
今回の怖さを、ただ怖かったで終わらせず、これからの備えにつなげていきたいです。


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