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子どもが本当に食べられる非常食とは?年齢や好みに合わせた備蓄の選び方

災害に備えて非常食を購入したものの、家族で一度も食べたことがないという家庭も多いのではないでしょうか。

大人なら「非常時だから」と我慢して食べられるものでも、子どもは同じように食べられるとは限りません。

災害時は、大きな揺れや停電、避難生活などによって、子どもも強い不安を感じます。

いつもと違う食べ物を嫌がったり、食欲がなくなったりする可能性もあります。

子どものための非常食で大切なのは、保存期間の長さだけではありません。

災害時でも、その子が安心して食べられることが重要です。

子ども向け非常食を選ぶ5つのポイント

1.普段から食べ慣れている

初めて見る長期保存食を、災害時にいきなり食べるのは大人でも不安です。

非常食専用の商品だけでなく、普段から食べているレトルト食品や缶詰、お菓子なども取り入れましょう。

日常的に食べながら買い足すローリングストックなら、賞味期限切れを防ぎやすくなります。

2.加熱しなくても食べられる

停電や断水が発生すると、電子レンジや電気ポット、ガスコンロが使えないことがあります。

パックごはんやレトルト食品を備える場合は、「温めなくても食べられるか」を一度確認しておきましょう。

フルーツ缶、パウチ入りのおかず、パンの缶詰、魚肉ソーセージなど、そのまま食べられる食品も組み合わせておくと安心です。

3.少ない水で食べられる

乾パンやクラッカーなど、乾燥した食品ばかりでは、口の中が渇いて水を多く必要とします。

断水時の飲料水はとても貴重です。

ゼリー、フルーツ缶、レトルトおかゆなど、水分を含む食品も用意しておきましょう。

4.子どもが自分で開けやすい

保護者がけがをしたり、すぐそばにいなかったりする状況も考えられます。

袋や容器を子ども自身で開けられるか、スプーンなしでも食べられるかも確認しておきたいポイントです。

缶詰を備える場合は、缶切りが不要なプルトップタイプが便利です。

5.年齢や体質に合っている

小さな子どもには、硬い食品や、のどに詰まりやすい食品は向きません。

乾パン、硬い菓子、ナッツなどは、対象年齢や食べ方に注意が必要です。

乳幼児には月齢に合ったベビーフード、液体ミルクや粉ミルクなど、その子が普段使っているものを準備しましょう。

子ども向けにおすすめの非常食

🌟主食

  • パックごはん
  • アルファ米のおにぎり
  • パンの缶詰
  • レトルトおかゆ
  • 食べ慣れたシリアル

アルファ米は商品によって味や食感が異なります。

購入する前に一度試食し、子どもが食べられる味を確認しておきましょう。

🌟おかず

  • 甘口のレトルトカレー
  • ミートボール
  • ツナ缶
  • 魚肉ソーセージ
  • 豆やコーンの缶詰
  • 子どもが普段食べているパウチ食品

主食だけでは飽きやすいため、子どもの好きなおかずを何種類か用意しておくのがおすすめです。

🌟果物や水分を補える食品

  • フルーツ缶
  • パウチ入りフルーツ
  • ゼリー
  • 野菜・果物ジュース
  • 常温保存できる飲み物

災害時は野菜や果物が不足しやすくなります。

甘みのあるフルーツは、食欲が落ちた子どもでも口にしやすい食品です。

🌟お菓子

  • 食べ慣れたビスケット
  • 小分けのクラッカー
  • ようかん
  • ラムネ
  • 子どもの好きなお菓子

好きなお菓子を食べることで、子どもの緊張が和らぐことがあります。

ただし、年齢によっては、のどに詰まりやすい食品もあります。

必ず子どもの発達に合ったものを選びましょう。

食物アレルギーがある子どもの備え

避難所では、アレルギー対応食品がすぐに手に入るとは限りません。

食物アレルギーがある場合は、一般家庭よりも余裕を持って、普段食べている食品を備蓄しておく必要があります。

食品のパッケージや原材料表示を切り離さずに保管し、次のものも一緒に準備しておきましょう。

  • アレルギーの原因となる食品を書いたカード
  • 緊急連絡先
  • お薬手帳のコピー
  • 必要な薬
  • 周囲にアレルギーを伝える表示

避難所で食事を受け取る際は、見た目だけで判断せず、必ず原材料を確認することが大切です。

好きなおやつは「心の非常食」

災害時の食事は、栄養を補給するだけのものではありません。

食べ慣れた味や好きなおやつは、怖い思いをしている子どもに、普段の生活を思い出させてくれます。

「いつものお菓子がある」

それだけで、子どもの表情が少し和らぐこともあります。

おやつはぜいたく品ではなく、子どもの心を守るための備えでもあるのです。

家族で非常食を試食してみよう

非常食を購入したら、しまい込む前に家族で試食してみましょう。

休日のお昼を「わが家の非常食試食会」にしてもよいでしょう。

子どもと一緒に、次の点を確認します。

⭕️味やにおいを嫌がらないか

⭕️温めなくても食べられるか

⭕️子どもだけで袋を開けられるか

⭕️量は多すぎないか

⭕️水が少なくても食べやすいか

⭕️食後にのどが渇きすぎないか

「おいしかった」「これは苦手だった」という子どもの意見を、備蓄選びに反映させましょう。

まとめ

食品の家庭備蓄は、最低3日分、できれば1週間分が一つの目安です。

しかし、必要なものは家族構成や子どもの年齢、アレルギーの有無によって異なります。

子ども向けの非常食は、親が選んで保管するだけでは十分ではありません。

子どもと一緒に食べて、子どもと一緒に選ぶ。

食べ慣れたごはんや好きなおやつを取り入れながら、わが家の子どもが本当に食べられる備蓄を考えてみませんか?

子どもが食べられる非常食を家庭に備えよう

子ども向けの非常食は、保存期間だけでなく、食べやすさや好みに合わせて選ぶことが大切です。

気になる食品は少量から試し、家族で食べられることを確認してから備蓄しましょう。

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