夜中、眠っているときに大きな地震が起きたら、すぐに外へ避難できるでしょうか。
普段、裸や薄着で眠る方もいると思います。
しかし、津波や火災、建物倒壊などの危険が迫っているときには、着替える時間がないかもしれません。
今回は、夜間の災害に備えた就寝時の服装と、枕元に置いておきたいものをご紹介します。
※記事内にはアフィリエイトリンクが含まれており、購入時に収益が発生する場合があります。
夜中の地震では着替える時間がない
夜中に大きな地震が起きると、停電によって室内が真っ暗になることがあります。
割れたガラスや倒れた家具などで、着替えることさえ難しくなるかもしれません。
津波や火災など、一刻も早い避難が必要な場合は、着替えることよりも避難を優先しなければなりません。
そのため、寝るときの服装も、災害への備えのひとつとして考えておくことが大切です。

そのまま避難できる服装で眠る
災害に備えるために、普段着を着たまま眠る必要はありません。
パジャマやルームウェアでも、そのまま外へ出られるものを選んでおくと安心です。
薄着や裸で眠る場合は、すぐに羽織れる上着やズボンなどを、手の届く場所へ準備しておきましょう。
真冬は防寒着、夏は肌を守れる長袖の羽織りものがあると、避難後にも役立ちます。
被災経験から生まれた「枕元に服を置く」備え
以前、東日本大震災を経験した女性が、震災後は怖くて、すぐ外へ出られる服装で寝ていると話しているのを聞きました。
また、内閣府の被災体験集には、暗闇でも着られるように服を順番に畳んで枕元へ置き、玄関には靴をそろえていた女性の話が紹介されています。
実際に災害を経験した方の言葉からも、夜間の避難を想定しておく大切さが伝わってきます。

枕元に置いておきたいもの
就寝時には、次のものをすぐ手に取れる場所へ準備しておきましょう。
⭕️懐中電灯やヘッドライト
⭕️靴下
⭕️スニーカーや底の厚いスリッパ
⭕️眼鏡
⭕️スマートフォン
⭕️すぐ羽織れる上着
⭕️防犯ブザーやホイッスル
特に靴は、割れたガラスなどから足を守るために大切です。
ただし、地震で落下しそうな重いものは、枕元に置かないようにしてください。
寝ている場所の周りに落ちてくる物はありませんか?
阪神・淡路大震災を経験した私の知人から、こんな話を聞いたことがあります。
知人が布団で寝ていたとき、地震の激しい揺れによって、重いブラウン管テレビが顔のすぐ横に落ちてきたそうです。
「あと少し位置がずれていたら、命がなかったかもしれない」
知人は、青ざめた表情で当時のことを話してくれました。

眠っているときは、揺れが起きてもすぐに動けるとは限りません。
ベッドや布団の近くに、テレビや家具、棚の上の重い物などがないか確認してみましょう。
家具を固定するだけでなく、倒れたり落ちたりする方向に寝ないことも、大切な地震対策です。
安心して眠るための小さな防災
眠っている時間に、災害が起きる可能性もあります。
今日からできることは、そのまま避難できる服装で眠ること、または枕元に上着やズボンを準備しておくことです。
そして危険が迫っているときは、着替えに時間をかけず、命を守るための避難を最優先にしてください。
今夜、眠る前に「このまま外へ避難できるかな?」と、服装と枕元を一度確認してみませんか。
このブログを読んでくださった皆さまが、夜間の災害時に無事に避難できますように。



コメント