災害対策用の備蓄として、最も必要とされるのは水でしょう。
ペットボトルに入ったミネラルウォーターを備蓄するのが一般的です。
災害時は、給水がすぐに再開しない場合も多いです。
そのため、3日分を最低ライン、1週間を推奨料として備蓄することが勧められています。

災害対策として備蓄すべき水の量
人間が生活する上で、水はどうしても必要です。
災害対策として、備蓄するべき水の量の目安を記載しました。
ご参照ください。
⚫️1人あたりの必要量(飲用・調理用)
・1日:3リットル
飲料用:約1リットル
調理用:約2リットル
⚫️備蓄期間の目安
・最低3日間(9リットル)
・できれば7日間(21リットル)
⚫️家族人数別の目安(3日分/7日分)
人 数 | 3日分 | 7日分 |
1 人 | 9L | 21L |
2 人 | 18L | 42L |
3 人 | 27L | 63L |
4 人 | 36L | 84L |
ペットボトルは重い・・・
水が必要なのは、誰もが分かっている事実でしょう。
分かっているけれど・・・ネックとなるのはペットボトルの重さ。
箱入りのペットボトルをスーパーで購入した際は、車まではカートを使って運べるけれど・・・
車から自宅に持ち込むのが、もう大変(泣
私はシングルマザーですから、必死に1人で運んでいました。
幸い、高校生の息子がいるので、運んでもらえる時もあり、非常に助かっています。

高齢者の家庭、シングルマザーの家庭、小さいお子さんがいる家庭、エレベーターがない賃貸住宅にお住まいの家庭・・・
ペットボトルの水を運ぶのは本当に困難です。
こんな時は、ネット等で発注して、宅配スタッフさんにお願いしましょう。
その際、玄関に置配指定をする、日時指定できちんと受け取る等の配慮を忘れないようにしましょう。
タフな宅配スタッフさんでも、何度もペットボトルの水を運ぶのは、さすがに過酷で気の毒です。
水の賞味期限について
ペットボトルのミネラルウォーターには、当然ですが賞味期限の日付が表示されています。
この賞味期限は、一般的に1〜2年程度とされています。
備蓄用の長期保存水の場合は、5〜10年のものもあります。
でもね、ペットボトルの水って、きちんと保管していれば、賞味期限が過ぎたからといって、すぐに腐ったりしません。
(私は、賞味期限が1年程度過ぎたペットボトルの水を押入れで大量に発見して、全部使い切りましたw)
賞味期限は「美味しく飲める期間」を示していて、未開封で正しく保存されていれば、期限を過ぎても飲めなくなる訳ではありません。
・・・あとは自己判断ですw
ただし、開封後は2〜3日以内(500mlなら、その日のうち)に飲み切ることが推奨されています。
備蓄用のペットボトルのサイズは?
購入する際、迷ってしまうのが、備蓄用のペットボトルのサイズですよね。
500mlにするのか2Lにするのか・・・非常に迷うと思います。
でも、その悩みは解決します。
それは、両方のサイズをバランス良く備蓄するのが最もオススメだからです。
⚫️500ml
持ち運びやすく、避難時や非常用持ち出し袋に入れておくのに最適。
衛生的で飲みきりやすく、避難所でも重宝します。
⚫️2Lペットボトル
コスパ良し。在宅避難時の長期備蓄に向いています。
大量に備蓄する場合、家庭内での使用に便利。
サイズ | メリット | デメリット | 適した用途 |
500ml | 持ち運びやすい | コスト高、ゴミが増える | 持ち出し・避難用 |
2L | コスパ良い、備蓄しやすい | 持ち運びに不向き、開封後の短期間の消費が困難 | 在宅備蓄・家庭用 |
⚫️まとめ
・在宅避難を想定して、2L中心に備蓄して、非常用の持ち出し用に500mlも用意するのが理想。
・家族構成や備蓄スペース、ライフスタイルに合わせて、両方のサイズを組み合わせて備蓄するのが良いでしょう。
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