妊娠中に、震度5強の地震に遭遇しました。
あまりに突然の大きな揺れ。
家が大きく揺れて、棚の上に置いてあったものがバタバタと落ちてきた。
ゴジラが歩いたような衝撃に思えました💦
頭では「逃げなきゃ」「安全な場所へ」と思っているのに、
体が思うように動きませんでした。
大きなお腹を抱えて、私にできたのはテーブルの下に潜ることだけ。
本当に怖かったです。

普段ならできるはずの行動も、妊娠中はすぐには動けません。
お腹を守りたい気持ち、転びたくない不安、赤ちゃんは大丈夫なのか
という恐怖。
その全部が一気に押し寄せてきました。
この経験から強く感じたことは、妊婦さんの防災は「特別に考える必要がある」
ということです。
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妊婦が災害時に気をつけたいこと
地震で揺れた瞬間は、無理に移動しようとせず、まず自分とお腹を
守ることが大切です。
机の下に入る、クッションやバッグで頭とお腹を守る、
家具や窓ガラスから離れる。
妊娠中は転倒も怖いので、慌てて走らないことも大事だと思いました。

揺れがおさまった後は、体調の変化を確認します。
お腹の張りや痛み、出血、胎動が少ない、強い頭痛、目がチカチカする、
むくみが急に強いなど、いつもと違う症状があれば、我慢せずに
産院や医療機関へ相談してください。

避難所に行く場合は、受付やスタッフの方に「妊娠中です」と
早めに伝えることも大切です。
妊婦さんは外見だけでは週数や体調が分かりにくいこともあります。
遠慮せず、休める場所やトイレに近い場所、体を冷やさない環境を
相談していいと思います。
水害時に最重要なのは“早期避難”
🌟警戒レベル3で避難を考える
警戒レベル3「高齢者等避難」は、
避難に時間がかかる人は、危険な場所から避難を始める段階です。
妊婦さんはこの「高齢者等」に含めて考えてください。
避難指示を待たないでくださいね。

🌟冠水した道は歩かない
水の下には、側溝・マンホール・段差・流された物が隠れている
ことがあります。
浅く見えても、転倒やけがの危険があります。
避難が必要なときは、無理に水の中を進まず、周囲や自治体・消防に
助けを求めてください。
妊娠中は「早めに避難」「無理をしない」が大切です。
🌟車避難の注意
妊婦さんが車で避難するときは、早めの移動を心がけてください。
大雨・台風時は視界が悪く、冠水や渋滞、通行止めの危険があります。
冠水した道路には絶対に入らず、雨風が強くなる前、暗くなる前に
避難しましょう。
長時間の移動は体に負担がかかります。
母子健康手帳、保険証、診察券、薬、飲み物、携帯充電器などを持ち、
できれば一人で運転せず周囲と行動してください。
出血、破水、強い腹痛、胎動の減少などがあれば、かかりつけ産科や119へ相談を。

🌟土砂災害
妊婦さんは、土砂災害のおそれがあるときは早めに避難してください。
がけや山の斜面の近く、沢沿い、土砂災害警戒区域にいる場合は、
警戒レベル3「高齢者等避難」の段階で安全な場所へ移動しましょう。
土砂災害は発生してから逃げるのが難しい災害です。
地鳴り、小石が落ちる、がけから水が湧く、川や沢の水が濁るなどの
前ぶれがあれば、すぐに安全確保を。
夜間や雨風が強くなってからの移動は避け、明るく安全なうちに避難してください。

出血、破水、強い腹痛、胎動の減少などがあれば、かかりつけ産科や
119へ相談してください。
妊婦さんが備えておきたいもの
通常の防災用品に加えて、妊娠中だからこそ必要なものがあります。
まず、母子健康手帳、診察券、保険証、妊婦健診の記録、産院の連絡先は
すぐ持ち出せるようにしておくと安心です。
スマホで写真を撮っておくのもおすすめです。

水や食料は、最低3日分を目安に備えたいところです。
飲料水は1人1日3リットルが目安とされています。
妊娠中は脱水を避けたいので、水は少し多めにあると安心です。
非常食は、食べ慣れているものを選ぶのがおすすめです。
つわり中でも食べやすいクラッカー、ゼリー飲料、飴、
レトルトのおかゆ、ナッツ、ドライフルーツなど、自分が食べられる
ものを備蓄しておくと助かります。
そのほか、妊婦さん向けには次のようなものもあると安心です。
・母子健康手帳、保険証、診察券
・産院や家族の連絡先メモ
・常備薬、処方薬
・マスク、除菌シート、携帯用消毒
・生理用ナプキン、おりものシート
・使い捨てショーツ
・カイロ、腹巻き、ブランケット
・携帯トイレ
・モバイルバッテリー
・飲み慣れた水、食べ慣れた非常食
・スリッパや歩きやすい靴
・小銭、現金
・メガネやコンタクト用品
・不安を落ち着かせるもの、小さなお守りや家族写真など
・ライト&電池(ミニライトでOK、必ず準備してください)
避難用バッグは重くしすぎないことも大切です。
妊娠中に重い荷物を背負って歩くのは大変なので、「すぐ持つもの」と
「家に備蓄しておくもの」を分けると現実的です。
家族と共有しておきたいこと
災害は、自分ひとりで乗り切るものではありません。
妊娠中は特に、家族と事前に話しておくことが大切だと感じました。
どこに避難するのか。
産院と連絡が取れない場合はどうするのか。
外出中に災害が起きたらどこで合流するのか。
上の子がいる場合は誰が迎えに行くのか。
こうしたことを一度話しておくだけでも、いざという時の不安が少し減ります。

私は地震のあと、「あの時、もし家族と連絡が取れなかったら」
「もし産院に行けなかったら」と何度も考えました。
怖い想像ではありますが、妊娠中だからこそ、事前に考えておく意味があると思います。
最後に
妊娠中の災害は、本当に怖いです。
お腹の赤ちゃんを守りたいのに、自分の体も思うように動かない。
冷静になろうとしても、心臓がバクバクして、何をすればいいのか分からなくなる。
だからこそ、怖いと思った経験を「備えるきっかけ」にしてほしいです。
完璧な防災でなくて大丈夫。
母子手帳をひとまとめにする。
水を少し多めに買う。
産院の連絡先を紙に書く。
ベッド横に、靴や防災スリッパを置く。
小さな備えが、いざという時の自分と赤ちゃんを守ってくれるかもしれません。
そして、周囲の方々の理解も大切。
妊娠中の方が、少しでも安心して過ごせますように。
私の経験が、誰かの備えにつながれば嬉しいです。


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