私は海外旅行中に、大きな地震に遭遇した経験があります。
地震とは無縁と思われていた、超有名リゾートでの被災。
地震直後、リゾート地は全エリアで停電。
そして、すぐに断水。

現地人も、観光客も、誰もが戸惑い、動けない状態が続きました。
あの時、一番怖かったのは、地震の揺れそのものではなく、
「情報がなく、状況が分からない」ことだったのです。

この体験は、日本で災害に遭う外国人旅行者の気持ちを考える
大きなきっかけとなっています。
この記事では、海外で地震と停電を経験して
私自身が感じた不安と、そこから得た防災の教訓をまとめました。
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海外旅行中、突然の大きな揺れが🌟
🪯予想していなかった地震
20年ほど前のことです。
超有名リゾートに、1週間程度の旅行に行くことになった私。
そこは、日本人も多数訪れる平和なエリア。
ビーチリゾートを楽しみ、観光名所を周り、日本へ飛び立つ朝を迎えた私。

宿泊していたのは、有名ホテルの20階の部屋。
まさか地震に遭遇するとは、夢にも思わなかったあの朝。
🪯観光地で起きた異変
現地時間の朝7時過ぎ。
目が覚めていたけれど、ベッドの上でゴロゴロしていた私。
なんの前触れもなく、突然の大きな揺れに襲われた。
ベッドの上で絶叫した私。
動けなかった。

それはマグニチュード6.7の大きな地震だったのだ。
地震直後に起きたブラックアウト🌟
🪯一瞬で暗闇になった街
揺れがおさまった後、ベランダに出て外の様子を確認した。
すると、その瞬間、エリア全体から光がサーッと消えた。
ブラックアウトの瞬間を目撃したのだ。
まもなく断水も始まってしまった。

🪯電気がないことで広がる不安
ホテルの20階に宿泊していた私は、停電と断水になったことで
「エレベーターが使えないから、非常階段を使おう」
「食料と水を確保しよう」
「トイレは水が流れなくなるから大変だ」
「情報をどこから仕入れたらいいのか」
「停電になっても、飛行機は飛ぶのか」
と寝起きの頭をフル回転させて、これから日本に帰国することを
最優先して考えた。

🪯地震未体験の宿泊者は大パニックに💦
地震直後、ホテルの廊下から聞こえてきた、悲鳴や大声や走り回る音。
何事かと、ドアを開けて様子を見た。
すると(ヨーロッパから来たと思われる)家族連れが
大パニックになって、ホテルの廊下を走りながら泣き叫んでいた。
父親と思われる男性は、パンイチで半狂乱で大声で叫んでいる💦

えええええぇぇ!?そこまで騒ぐ!!??
でも・・・日本で生まれ育った私もビックリした地震。
旅先で、生まれて初めての地震に遭遇したんだろうな。
そりゃパニックになるよね。
情報が入らない時間の恐怖🌟
🪯非常階段が・・・漆黒の闇💦
1度だけ、ホテルで英語のアナウンスが流れた。
一生懸命に聞いたけど、正確な情報ではなかったと思う。
その後、ホテルからの指示は一切なかった。
日本では考えられない対応。
これはもう、自分自身で情報を集めて、なんとか行動するしかない。
空港まで行けるのか、確認しよう。
一旦、フロントまで行こう。
非常階段を使って1階に向かった。

そこでびっくり仰天!!
なんと、非常階段は真っ暗。
海外の非常階段って、非常灯がないのか・・・💦
漆黒の闇の中、宿泊者が手すりと壁だけを頼りに登り降りしている。

携帯用ライトを持っていた私は、その光を頼りに階段を降りた。
(ライトは本当に大事🔦)
🪯現地の人も戸惑っていた状況
ようやくフロントに降りたが、ホテルスタッフも
詳細な情報を分かっていなかった。
「車は手配するから、とにかく空港に行って」
と言われただけ。
真っ暗な非常階段を登り、20階の部屋まで戻り、
でっかいスーツケースを抱えて、また真っ暗な非常階段を降りた。
まさに地獄絵図😭
現地は真夏。
心身ともにきつかった。
ホテルの外に出ると、沢山の人が大騒ぎしながら立っている。
近隣の店舗スタッフも、ただ立っているだけ。
🪯水と食料の確保
コンビニは、既に長蛇の列。
偶然、前日にコンビニで軽食を購入していた私は、
この行列に並ばずに済んだ。
水は、ホテルの冷蔵庫のものを持ってきた。
日本から持ってきた軽食もあり、食料と水を確保できたのは
大きな安心材料になった。

昨夜以降、何も食べていなかった私は、ホテルの外の公園で、軽食を食べた。
おそらく食料や水を確保できなかったのだろう・・・
羨ましそうに、こちらを見る家族もいた。
なんとも言えない気持ちになったが、どうしようもなかったのだ。
自分の食料と水しか持ち合わせていない。
さっさと食べて、立ち去るしかなかった。
空港に向かう
🪯空港内は大混雑
ホテルが手配した車で、なんとか空港に着いた。
そこは旅行者で大混雑。
やはり停電と断水となっていた。

トイレは・・・思い出したくないぐらいに悲惨な状態。
人が溢れる空港で、座り込んでとにかく待った。
飛行機が飛ぶまで、空港に泊まり込む覚悟だった。
幸い、飛行機は飛んでくれた・・・何時間も遅れてのフライトだったが。
楽しかった思い出が、全て地震で吹っ飛んだ旅となった。

🪯日本への連絡手段
日本の家族が、きっと心配してるだろうな。
そう思って、日本への連絡手段を考えてみた。
携帯電話からの通話は不可。
小銭を持っていたから、生まれて初めて、
空港の公衆電話から、国際電話をかけてみることにした。
幸い、すぐに家族と連絡が取れて、無事なことを伝えた。
日本と同様で、公衆電話は停電時でも繋がるんだなぁ・・と痛感。
そして、海外でも日本でも、小銭は必要なんだと痛感。
海外で災害に遭って感じたこと🌟
🪯外国人旅行者の立場になって分かったこと
海外で被災して初めて気づいたのは、
「言葉と情報が分からない」ことの恐怖。
何が起きているのか分からない。
どこへ行けばいいのか分からない。
周りが動いていても、自分だけ取り残された感覚。
旅行者は“情報弱者”になりやすい。
それを身を持って体験したのです。
🪯日本で震災に遭う外国人が感じる不安
日本は防災意識が高い国。
でも、その情報は日本語が前提。
防災無線、張り紙、避難所の案内…。
意味が分からなければ、安心にはつながらない。
「今、何が起きているの?」
「どこへ行けば安全なの?」
その不安は、想像以上に大きいものです。

🪯「情報」と「ひと声」が人を救う
難しい英語でなくていい。
完璧な説明もいらない。
「Are you OK?」
「This way」
たった一言で、
孤立していた心がほどけることがあります。
災害時に本当に人を救うのは、
“正確な情報”と“勇気あるひと声”だと、私は学びました。
まとめ
海外で被災した経験から、
私は「伝わる安心」の大切さを知りました。
災害は、国籍を選びません。
でも、不安の大きさは「情報の差」で変わります。
だからこそ、
正しい情報を届けること。
そして、勇気を出して声をかけること。
その小さな行動が、
誰かの“孤立”を防ぐ力になる。
もし日本で外国人旅行者が困っていたら、
私は迷わず声をかけたいと思います。
あの日、救われた一人として。

このブログを読んでくださった皆様が、どうか災害時も無事に過ごせますように。


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