hacomama-outdoor.com/login_61170 木造シェルターは本当に安全?亡き父が自作した防災シェルターから学んだこと | アウトドアグッズで楽しみながら災害対策を
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亡き父が遺した「木造の簡易シェルター」それは母を守るための、静かな防災対策でした

私の実家には、亡き父が生前に手作りした、木造の簡易シェルターがあります。

当時は「なぜこんなものを?」と思っていましたが・・・

防災について学ぶ今だからこそ、父の行動の意味が分かってきました。

この記事では、父が遺した簡易シェルターの実例を通して

家庭でできる防災の形と“備えることの本当の価値”をお伝えします。

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実家に残っていた、父の「手作りシェルター」

私の実家は古い木造戸建。

おそらく、南海トラフには耐えられないだろう。

そんな実家の室内には、今は亡き父が作った簡易シェルターが

いくつも設置されている。

そのシェルターは、とても頑丈で、今も実家で一人暮らしをしている

高齢の母のお守りだ。

シェルター内には、ヘルメット、水、食料、ライトが置かれている。

母は非常に怖がりな人で、地震に対して、いつも恐怖感を持っていた。

シェルターは、そんな母に対する、父からのプレゼントだったのだ。

それは普通の物置のように見えた

私が父の手作りの簡易シェルターを見た時、思わず発したのは

「何これ?物置?何で室内に幾つもあるの?」

という言葉だった。

大人1人がしゃがんで入れるスペースの木造物が3個。

ものすごい存在感💦

しっかりした木材で作られていて、とても頑丈に見えた。

父が作成した木製の簡易シェルター

父はDIYが得意で、日頃から色んなものを作る人だったため

「また変わったものを手作りしたなぁ・・・」

と私は思った。

その時、父は自慢げに

「これはなぁ、父さんが手作りした耐震シェルターだぞ!!」

と言っていた。

そりゃもうドヤ顔満載の笑顔でw

こんな物を手作りする家庭なんて、滅多にないだろう💦

今なら狂喜乱舞して、そのシェルターを見学していたんだろうけれど、、、

当時の私は、あまり興味を持たずに、そのまま実家を後にした。

なぜ父は、これを作ったのか

実家の母は、日頃から強気で元気な人だが、実はかなりの怖がり屋。

地震があると、悲鳴をあげてテーブルの下に潜り込み、しばらく

出てこないような人だ。

また、母は、ずいぶん前から膝が悪くて痛みがあり、歩くのも辛い状態。

地震が起きても、走って逃げることは不可能。

父は、そんな母の不安を解消するために、木造の簡易シェルターを

作ったのだと思う。

「昭和の男」って感じの父は、まさに亭主関白タイプだった。

が、父なりに母を大事にしていたのだろう。

だからこそ、母のために一生懸命に考えた挙句、幾つもの簡易シェルターを

作ったに違いない。

DIYが趣味とはいえ、簡易シェルターには大量の木材が使われていた。

あれだけ大量の木材を1人で購入して、運んでくるだけでも、相当大変

だったはずだから。

防災を学ぶ今だからこそ、分かること

父が簡易シェルターを作っていた頃、私は防災について

ほとんど何も知らなかった。

だから、あの頃は

「そこまでしなくても・・・」

「ちょっと大袈裟じゃないの?」

そんな風に思っていた。

でも今、防災について学び、災害の現実や被害の大きさを

知るほどに、父の行動の意味が少しずつ見えてきたように思う。

知識が増えて、見え方が変わった

地震の揺れ、家屋倒壊の危険、助けがすぐには来ないかもしれない現実。

知識が増えるほど

「もしも」が決して遠い話ではないことを知った。

そう考えると、父がシェルターで作った理由が

ようやく現実的なものとして理解できるようになった。

父の行動は、間違っていなかった

完璧ではなくても、専門家の知識がなくても

「何もしない」より「できることをする」。

父は、その選択をしただけだったのだ。

今、防災を学ぶ立場になって、私は思う。

父の行動は、決して間違っていなかったと。

まとめ🌟父が遺してくれた、防災というメッセージ

父は、防災について多くを語る人ではありませんでした。

それでも、実家に残された簡易シェルターを見ると

家族の「もしも」をずっと考えてくれていたことが分かります。

手作りの簡易シェルターは、専門家が作るような完璧な設備ではありません。

それでも父は、母が生き延びるために出来ることを

黙って形にしていたのだと思います。

そして、そこには、大切な人を守りたいという想いが、確かに残っていました。

あの頃は気付けなかった父の行動の意味を

今、私は防災を学ぶ中で、ようやく理解しています。

備えは、恐怖からではなく、

誰かを想う気持ちから始まるもの。

父のシェルターは、今も静かに、そのことを教えてくれています。

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